Zajac a korytnačka (usagitokame)

Počet slovíčok: 24
Test zo slovíčok: čítanie | písanie | význam
kandži kana preklad
兎と亀
昔々ある所に、兎と亀がいました。 兎は亀に言いました。 「亀さん、あなたは世界で一番鈍い動物だね。 どうしてそんなに鈍いんだい?」 亀は兎に答えました。 「なんてことを言うのですか? それなら、私と競走をしましょう。 向こうの小山の麓まで、どちらが先に着くか勝負しましょう。」 「よーし、やりましょう。」 兎と亀は競争を始めました。 兎は、亀を追い抜いて、どんどん走っていきました。 走りながら、兎は心の中でこう思いました。 「どんなに亀がいそいでも、どうせ夜までかかるだろう。 この辺でちょっと一休みしよう。」 兎は、昼寝を始めました、「ぐーぐーぐー。」 亀は、その間にうさぎを追い抜いてしまいました。 うさぎが目をさますと、亀は、ゴールまであと少しのところにいました。 「しまった。寝すぎた!」 兎がどんなに急いでも、亀には追い付けませんでした。 先にゴールした亀は、兎に向かってこう言いました。 「兎さん、ずいぶん遅いね。 さっきの自慢はどうしたの?」 兎は、何も言い返せませんでした。

うさぎ と かめ
むかしむかし ある ところ に、うさぎ と かめ が いました。 うさぎ は かめ に いいました。 「 かめ さん、あなた は せかい で いちばん のろい どうぶつ だ ね。 どうして そんなに のろいんだい?」 かめ は うさぎ に こたえました。 「 なんてこと を いう の ですか? それなら、わたし と きょうそう を しましょう。 むこう の こやま の ふもと まで、どちら が さき に つく か しょうぶ しましょう。」 「 よーし、やりましょう。」 うさぎ と かめ は きょうそう を はじめました。 うさぎ は、かめ を おいぬいて、どんどん はしっていきました。 はしり ながら、うさぎ は こころ の なか で こう おもいました。 「どんなに かめ が いそいで も、どうせ よる まで かかるだろう。 この へん で ちょっと ひとやすみ しよう。」 うさぎ は、ひるね を はじめました、「ぐーぐーぐー。」 かめ は、その あいだ に うさぎ を おいぬいてしまいました。 うさぎ が め を さます と、かめ は、ゴール まで あと すこし の ところ に いました。 「 しまった。ねすぎた!」 うさぎ が どんな に いそいで も、かめ に は おいつけませんでした。 さき に ゴール した かめ は、うさぎ に むかって こう いいました。 「うさぎ さん、ずいぶん おそい ね。 さっき の じまん は どうした の?」 うさぎ は、なにも いい かえせません でした。